ごみ処理フロー図
ごみの流れ
①計量機
街からごみを集めてきた収集車は、まず計量機で重さを量ります。
②プラットホーム
クリーンセンターに搬入されたごみを投入扉からごみピットに投入します。
③ごみピット・ごみクレーン
約11日分のごみを貯留できるごみピットに貯留されたごみは、ごみクレーンで撹拌されたあと、焼却炉に運ばれます。
④焼却炉
ごみは、燃え残りがないように850℃以上の高温で焼却され、完全に灰になります。
⑤落じんコンベヤ
ごみを燃やしたときに出た灰は、この落じんコンベヤで、灰ピットへと運ばれます。
⑥灰ピット
落じんコンベヤで運ばれてきた灰は、灰ピットに溜められて、灰クレーンでトラックに積み込み、場外に搬出されます。
排ガスの流れ
⑦エコノマイザ
排ガスの温度を処理に適した温度に下げます。
⑧集じん器
内部の特殊なフィルタで、排ガス中のばいじんやダイオキシン類などの有害な物質を取り除きます。
⑨煙突
きれいになった排ガスを高さ59ｍの煙突から大気に放出します。
蒸気の流れ
⑩廃熱ボイラ
排ガスから熱を回収し、蒸気タービン発電機で使用する高温・高圧の蒸気を発生させます。
⑪蒸気タービン発電機
廃熱ボイラで作り出した高温・高圧の蒸気を利用して、最大1,990kW(約4,000世帯分）の発電をすることができます。
⑫低圧蒸気復水器
発電に利用した蒸気を冷やして水に戻します。